脳に汗をかき、体に汗をかく
一昨日の夜、突然大きく揺れた地震、皆さんケガなどはなかったでしょうか?
本当に偶然ですが、この日は予告なしの避難訓練を学校で行っていました。3月に入って2回目の・・・(Why?)
今日のお昼の放送では、放送委員の子供が
「地震が起きた時、昼に行った避難訓練の経験を活かし、すぐに部屋の机の下に体を隠しました。」と全校に話していました。過去にあった地震を思い出しますと、平成28年に起きた「熊本地震」では、2日後に前回より大きな地震が発生しています。ここ数日間は注意してください。
さて、年度後半の避難訓練では、『自分の命を守るために、どこへ・どのように避難すればいいのか?』を考え・行動する体験をさせています。放送による避難行動の指示を待っている間に、命を落としてしまうことが考えられるからです。
3月の避難訓練は、「事前の予告なし(身構えないために)」・「大きな地震が発生」・「地震が原因の給食室の火災」の想定でした。子供たちは、まずしっかり最初の放送を聞き、今、自分がいる場所から避難するには・・・を頭で考え、できる限り素早く避難する。
まさに、考えを巡らせるために「脳に汗をかく」、素早く避難行動を取るために「体に汗をかく」、生きた体験を行いました。
本物の地震は、いつ起きるか分かりません、何時に起きるかも分かりません。停電になっていることもあり得ます。
どんな困難な状況に置かれていても、その場に応じた行動が取れる子供を、これからも育てていきます。
更新日:2022年03月18日 15:13:29