11月のブックメニュー給食(1)
今年も5冊の本を取り入れました。
ブックメニュー提供日は、お昼の放送で図書委員会さんや給食委員会さんが読み聞かせをしてくれました。
みんな物語の世界に浸りながら、楽しんで食べていました。

(1)11月18日(火)『 ふたりはいっしょ 』
・チキンとツナのトマトクリームリゾット
・スタミナ焼肉サラダ
★がまくんクッキー
・牛乳

2年生の国語の教科書に登場する、がまくんとかえるくんの話のシリーズ本です。

11月20日(木) 『 精霊の守り人 」
★ノギ屋の弁当風とり飯
・冬野菜の柚香漬け
・さつま汁
・果物(早生みかん)
・牛乳

本はこちら・・

11月25日(火) 『歴史ごはん 第1巻 縄文~弥生~奈良時代の食事 』
・黒糖パン(今)
★縄文パン(昔)
・りんごとチーズのサラダ
・クラムチャウダー
・牛乳

本はこちら・・・

ブックメニューと共に、縄文時代と現代のパンの食べ比べをしました。
縄文時代は、稲作が出来る前の時代なので、山や海からとれたものを食べていました。
この頃の食べ物は、今のようにやわらかくはありません。木の実のかたい皮やすじの多い肉など、「かみごだえのあるもの」が多かったのです。
ですから、縄文時代の人たちは、今の私たちよりもあごの力が強かったと言われています。
縄文パンは、どんぐりなどの木の実をすりつぶして粉にし、パンのようにしたものです。
給食の縄文パンは、本に載っているレシピをアレンジして再現してみました。どんぐりの代わりにきな粉や全粒粉を使っています。

かみ応えのあるパンに、子供たちも興味津々。
「今の方がやわらかくて好きだなぁ」という意見が多かったですが、中には「かたい方がずっと楽しめてお得!」や、「噛めば噛むほど味わいが出ておいしい」という意見も上がりました。
昔の暮らしや工夫に想いを馳せながらいただきました。((2)へ続く・・)
更新日:2025年12月01日 12:00:00