これ、何だか知っている?

これ、何だか知っている?

 29日の下校時、子供たちは見たことのないものに遭遇しました。

 

 

 

 ご存じの方、いらっしゃいますか?

 

 下校している子供たちに、『これ何だか知っている?』と聞いても、「???」でした。

 

 今は、ほとんど使う場面がありませんが・・・。お父さん・お母さん世代でも知らない方がいらっしゃるかもしれません。本校の教員も、若手の教員は見たことないようでした。

 

 

 これは・・・

 

 

 『救助袋』です。

 広角で写すと、このようになります。

 

 主に火災が起きて、階下に逃げられない場合や、地震により階段が崩落してしまった時に、逃げる手段として使います。

 

 枝川小学校では、「5-3」「6-3」「4-1」「3-4」に設置されています。

 

 子どもたちは、「すべり台みたい」「すべってみたい」と感想を述べていましたが、実際にこれを使って降りたことのある方でしたらご存じだと思いますが、降りた瞬間、髪の毛が逆立っている自分に気が付きます。

 原因は、滑り降りる時に起きる、摩擦による静電気です。

 

 子供たちには、火災の場合、まず救助袋を使うことなく、素早く校庭に避難できる行動力を育てていきます。

 

 また、救助袋を使わなくてはならいような災害が起きないことを願っています。

 

 

 

更新日:2022年07月01日 18:00:00